介護スタッフとして働くことを検討している人は、給与や、今後給料が上がって行くのかが気になる所かもしれません。介護職は仕事内容がきついのにも関わらず、給与が安いと耳にすることもありますが、実際は極端に安いわけではありません。

介護職の給与は、年齢や資格、経験や施設によって異なりますが、常勤で約31.7万程度が平均と言われています。また、男女でも差があります。一見して安すぎるようには見えないものの、給与に関して不満に思う介護スタッフが多いのが現状です。

不満の原因には、体力にも精神的にも負担が大きい仕事であったり、人手不足からの残業や忙しさが挙げられます。仕事量に対して給与が安いと思っている人が多いのが、給与が安いと言われる原因です。では今後、給与が上がる見込みはあるのでしょうか。

今後日本は超高齢化社会になり、介護職の需要は今以上に高まります。今までは介護報酬の上限がありましたが、その条件も政府の政策により、見直されています。それにより、待遇改善が予想されます。その背景には超高齢化社会だけではなく、日本の物価高騰などもあります。

国や自治体も、高齢化社会に向けて、金銭的支援を行っています。ただし、一方で給与が今後下がると言った意見もあります。これについては、人手不足解消に外国人などの人材を開け入れた場合です。人手不足解消する上、より安い賃金で雇い入れることができます。

また、ロボットやAIの導入などでまかなえる仕事の分、人員がいらなくなると給与は上がらない可能性が高いです。これらのように、今後どのようなやり方で人員を確保していくかによって、給与は変化すると予想されます。